失ったり傷つくのも良いことだ

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ライダーハウスが閉鎖して1ヶ月が経過した。あと3日後から約4ヶ月のアルバイトが始まる。寂しいが、喪失感はあまり無かった。

なぜなら、どうせいつかは終わるときが来ると思っていたからだ。そのいつか、が、死なのか、財政危機なのかはわからない。永遠に続くものはなく、形あるものはいつか、崩れる。

結局、タレコミという形で終了した。なるほど。と思う。誰かにとって目障りだったのだろう。

ライダーハウスを失って、居酒屋を失った。タレコミというのも傷ついた。なるべく他人を傷つけないようにやってきたのだけれど、やはりそんなわけにはいかなかったか。

幸い、ライスセンターの仕事があっさりと決まり、1ヶ月以上の無職期間(ライターはやっていた)が生まれた。いろいろやることはあったが、全てはあとまわしにして、遊ぶことを優先した。

突然生まれた空白期間。自分の世界を広げることに使った。夏は居酒屋があったから、日帰りで遊ぶしか無かったところ、気が向けば好きなだけ何処にでも行けるのだ。

「死ぬまでに行けるかな?」と思っていた山に行ったり、実力ギリギリの沢を登ったりする。世界がオープンワールドゲームだったら、きっと同じことをしていただろう。気が向くまま、好きなところに行く。そのためには装備や実力を準備する。テントを買った。-15度まで使える寝袋も買った。

きっと、世界の誰も来ない場所には、設計者が油断したポリゴンの甘いところがあるはずだ。しかし、どんな山奥の、どんなどうでも良い場所にも、しっかりと自然のルールがあり、虫が生活していた。水が流れていて、花が咲いていて、クマがいた。エレガントだ。

仕事を失ったことで、収入は減った。しかし、自営業よりも工場勤めのほうが、きっと年収は上がるはずだ。金儲けが死ぬほど下手くそな私は、組織にはいり、誰かに使われることが得意な方だと思う。年収が上がれば、かねてよりの懸念であったココの土地を購入することも不可能ではない。

大塩平八郎とか三島由紀夫が傾倒した陽明学では「人間のなす事すべて尊いもの」という考えがある。うん、タレコミも良いものだ。失うことや傷つくことも良いものなんだ。

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元ライダーハウス蜂の宿管理人のブログ

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