小説を書きたいと思った

ハードボイルド小説が好きで、ちまちまと読んでいる。ハードボイルドってジャンルは、要するにエンタメってことで、男が好きなエロとか暴力がみっちりと書き込まれていて、その物語世界に没頭することで、中折れしている男性自信を呼び覚ますものだと思っている。

刺激的だったのは舞城王太郎の「煙か土か食い物」だった。形式的にはミステリだけど、あれはハードボイルドだと思う。暴力!暴力!そして暴力!主人公の兄、二郎が繰り出す暴力世界に、フィクションながらも玉が縮んだ。

そんな本が好きなので、自分でもチマチマ書いたりしている。だいたい、2000文字ぐらいの、短編暴力小説なのだけど、働いている工場を舞台にしたものにまとめたりしたい。働きながら、ぼーっと話を考えるのは楽しい。私は、頭の中で、いくらでも時間をつぶすことができる。

それでも、書き上げることなんてめったにない。途中で満足するからだ。読者は自分だけなのだから、無理することなんてないのだ。しかし、今日「小説にしたい!」ということがあった。

それはリーダーの「過去最高にやった悪い話」という雑談で、私はいつもの大自然オ○ニーの話。ナマズくんは高校の時の家出の話。どちらも悪い話というよりは、ギャグとか、青春の話だった。

だが、リーダーの話はちょっとすごかった。過去にやったヤンチャ話は、社会にでてから結構聞かされたけど、桁が違う。マジで違う。どちらかというと、フィクションに近いというか、フィクションにしても漫画で商業誌だったなら編集にストップさせられるぐらいの話だ。

そう、煙か土か食い物の二郎兄の話に近い。それをやや超えていると思った。きっと、この作品を読んだことがある人なら「マジで?」と思うだろう。マジなのだ。リアルでそんな世界があるって、目からうろこが落ちる思いだった。

「この話を書きたい」と心から思った。だって、この話がかけるのは、この話を聞いた人だけ。きっと100人もいないだろう。その中から、ストーリーを生み出す人は何人いるだろうか。だから、ここで宣言するんだけど、きっとなにかに突き動かされるように、一つの話を書いてみる。それは、なんとか出どこを隠して誰かに読んでもらいたい。ほぼ、ノンフィクションなのだけれど、それは面白い暴力小説になるだろう。

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