取材をやってみた

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とある案件に応募して、そのプレゼンをしようと思った。「自分のできることは、こんなことです!」とクライアントに表明する。価値を感じてくれればお金をくれるし、くれなくても無駄にはならない。

もらえるお金はゼロでも、経験は積み重なるはずだ。そう考えたらクライアントの返事を待つことは無いのではないか。話を聞いてきて、それを文章にすればいいんだ。保険屋のときにやったこととほぼ同じ。アポをとり、アプローチして、本音を話す。契約書にハンコがいらない分、取材の方がハードルは低い。

だが、突然謎の人物から「取材させてください」とお願いされるって恐ろしいよなあ。だから菓子折りを買ったり、名刺を作ったりした。スーツも着て行こうと思ったけれど、10年間着ていないスーツが入るとは思えなかったし、堅苦しくなっちゃうでしょ。

取材先に訪問する時は心臓バクバクして、地に足がつかなかった。名刺を渡すと、なんと向こうもこっちのことを調べてくれたみたい。「ライダーハウス再開するんですか?」と逆に聞かれたりもした。

同い年で非常に話しやすく、取材と全然関係ないことも話してしまった。声はうわずり、緊張で時間の流れがおかしい。血が指先まで駆け巡っているのが分かる。

30分のお話を終え、家に帰ってもそれは収まらなかった。頭と体が熱い。それを文章にして、あとは酒を飲んで寝た。

次の日に清書してクライアントに送った。とんでもない達成感だった。攻めた、おれは攻めたのだ。やってくれともいわれていない仕事を勝手にやって、価値があるなら買ってくれとお願いした。知らない人に会いに行って、興味深い話を聞けた。その感動は皮膚をびりびりと感電させ、まる1日たっても残っている。

取材案件、とても面白いなと思う。俺は人の話を聞くのが好きなのだ。それを文章にまとめる仕事があれば、どんどんやって生きたいと思う。

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