無職の終わりと返上

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明日から新しい人生が始まる。まったく新しい職場、それもおそらく長くおせわになるであろう場所だ。心臓がバクバクするけど、やるべきことがあった。

それはかねてよりのテーマであった「ライダーハウスの土地と建物をどうするか?」と言う問題だった。ライダーハウスと居酒屋は閉鎖し、その敷地内の電車居酒屋に住みながら生活していたのだ。その生活は家を買っちゃうことで終わりとなり、ついでに就職もできてしまった。だから誰かに貸して、ライダーハウスや飲食店として使ってほしい。そんな流れを考えた。

50万で1シーズン貸す。ライダーハウスと飲食店可能な電車。土地は文句なしにいいと思う。建物が古いだけで、なんとかすることができるだろう。その為には自分でここを購入しなければいけない。購入するためには地目変更をしなければいけない。そこは大家さんの領域だ。アポをとってお伺いした。

これまで世話になったお礼をいい、就職が決まったことを伝える。2か月分の家賃を支払い、これで11年前に始まった口約束は終了する。そして土地購入の商談に入った。残念ながら、こちらの提示額はおよばなかった。まあ、紹介できる人がいれば紹介しますということで終わる。

それから明日の就職に向けて準備をして1日を忙しく過ごした。Aさんに会いに行って、保証人のサインをもらう。居酒屋がなければ、この人とも知り合うことは無かった。不動産の登記についていろいろ語り別れる。

それから家に戻り、電車は灼熱のサウナになっていたのでライダーハウスでゲームと読書をする。痴呆症について図書館で借りた本で調べる。ゲームや漫画も見ながらだらけた。とてもいい空間だ。我ながら、よい部屋を作ったと思う。

そんな時に外から声がして、振り向くと大家さんだった。美人の女性を連れている。その女性が名刺を差し出し、読むと不動産屋だった。どうやらこの女性に次の借りてを探すか買い手を見つける様だ。

案内しながら、自分の責任が蒸発していくのを感じた。もう、この電車を解体する将来におびえなくてもいい。自分は関係なくなってしまったようだ。寂しいけど、とても気分が良い。自分には大きすぎる富だったのかもしれない。不動産屋さんは元旅人で、ここの事を良く知っている人だった。先日、法務局でとってきた土地の台帳をあげる。感謝されてしまった。彼女に任せよう。

この電車とライダーハウスの土地と自分はもう関係ない。あと2か月で退去するだけ。それまでぼちぼちと働きながら引っ越しをしよう。台帳がわりにもらったビールで乾杯をした。刺身がおいしい。とても意義のある日だった。無職の終わりの日、人生の大きな問題が消えた。

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