40代から介護の仕事に就職して2か月が経過した

あっというまの2か月でした。

徐々に仕事も頭に入ってきて、なんとなく1日の動きが分かるようになってきました。そうなるとネガフィルムのようにわかっていない部分が目立ってきて、いまはそれを潰しています。特別養護というところはお年寄りの生活をすべてサポートする仕事なわけで、やるべき作業は沢山あります。そのすべてを把握するのはなかなか容易ではなく、かつ1人1人微妙に違うのでやっかい。個性やこだわり、認知の具合、不穏がやすらぐキーワードとその使い方などがコツ。そんな情報を知識に変えていく作業が続きます。

いろいろ本を買って勉強しました。介護系の本は正直あまり使えないかも。教科書どおりが通じるわけでもなく、あくまで参考にしかなりません。良かったのは認知症の本でした。認知の進んだお年寄りとのコミュニケーションは、やはり学術的な面があるようです。本は体系的に知識を習得できるのでとても良かったです。まだまだ、勉強をこっそりしていこうと思います。

仕事はチームプレイです。おっさんで素人という悲しい立場に立つ私ですが、チームプレイのおかげで浮くことはあまりありません。チームとしてっ協力しなければ仕事ができないからです。それに仕事が把握できてしまうと、阿吽の呼吸で仕事が進みます。高度なコミュニケーションは必要ありません。ただ、学ぶだけ。

仕事自体はとても面白く、毎日興味が尽きません。お年寄りの世界に入っていく感覚。それがどんなフィクションよりも面白く、仕事を忘れて話に聞き入ってしまいます。徐々に信頼を重ねることができるのも面白いです。

仕事で役に立ったことは人生経験ではなく、筋肉でした。まったくの未経験だったので、それまでの人生経験などは無価値です。介護には介護の世界があり、そこで積み重ね生きて来た人たちにリスペクトをするべきだと感じています。それよりも、体を動かし続けて来たこの体が役に立ちます。どうしても力を入れなければいけない場面。体の使い方。プロテインの効果。コロナ太りもすっかり解消され、いま体の充実感はかなりあります。

将来の展望などはまだありません。このまま、1介護職として人生を終えていくのもいいと思っています。誰かの役に立てるならなによりです。それが、老後、とか、死、といったテーマであるならば私の興味は尽きません。このことがはっきりとこの仕事が人生最後の仕事であることの予感を告げています。これまで保険の飛び込み営業、飲食、飲食の経営、アウトドアガイド、ライダーハウスとやってきたのは、その世界がブラックボックスだったからです。不安だったんです。わかりたかったのです。保険の飛び込み営業?経営?アウトドアガイド?頭のなかで不安は大きくなり、興味も深くなっていきました。老後、死という誰もが持つ根源的恐怖。しっかりと見ていきたいと思っています。

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